うさぎ

うさぎ

作詞:腕トラ
作曲:腕トラ
編曲:りきこ
歌  :腕トラ


檻の中 ひとりきり
飛行機で 来たね
不安気に 近寄って
顔 舐めてくれた

やがて 歩き始めて
得意そうに 笑った
その頃に 悟ったよ
ここに来た 意味を

喜んで揺らせる 尻尾も無くて
後ろ足動かせずに 跳ぶ

人は時に 少し勝手だよね
他と違う そんな姿
放り出されたね
跳び続けろ 君の名はうさぎ
真っ白で 甘えん坊の君

人は時に 少し勝手だよね
部屋でずっと 待ってるのに
他で 楽しんで
ドアの音で 飛び付いて来ても
かわしつつ着替えたね ごめん


初めての 旅はそう
北の国 だった
高台に 登ってね
夜景も 見たよね

夏来れば 島渡り
ボートも 乗ったね
鼻先も 砂まみれ
はしゃいで 跳んでた

出会いと別れは 季節ごとに
目紛しく 流れたっけ

人は時に 少し勝手だよね
頭撫でた 掌たち
されど 今何処に
恨まずいる 君の名はうさぎ
楽しくて 優しかった君

人は時に 少し勝手だよね
現れたら また消えてく
なぜか 繰り返し
誰にでもね 傍ら寄り添い
慰めてくれたよね ごめん


人は時に 少し勝手だよね
前触れ無く 息を止めた
傍に いれなくて
跳んで行った 君の名はうさぎ
愛しくて 可愛いかった君

人は時に 少し勝手だよね
胸の痛み えぐられてく
咽びそう なのに
涙暮れる 人を守るため
自分だけ泣けなくって ごめん

人は時に 少し勝手だよね
泣かなかった くせに涙
今 止まらないよ
立派だった 君の名はうさぎ
真っ白で 甘えん坊の君

人は時に 少し勝手だよね
悲しんでも 苦しんでも
見せずに 堪えてく
後ろ足で 君が跳んだ7年
その日々に 負けないでみるよ